メッセージ
2024年1月、アンツ・コンセプトは創業34年を迎えました。歴の上では一人前の会社であるかのようですが、実際は半人前以下であり、勉強不足を痛感しています。
私が脱サラして起業したのは1990年。当初は毎日新規開拓のために足を棒にして飛び込み訪問をしていました。そんな中、あるエンジニアリング会社の社長さんに出会い、「商売というのは、商品やサービス、売り先、場所によって『売り方』が異なる。特に、売り先のニーズに応じて『売り方』を創意工夫することが重要だ。これをマーケティングと言う。あなたの扱っている商品は広告宣伝ツールであり、これはマーケティングの4Pのうちのプロモーションだ。プロモーションとは即ち『伝え方』のこと。だからあなたは、マーケティングを勉強して『伝え方』のプロになりなさい」と教えていただきました。
それ以来、私はお客様の取り扱う商品・サービスの魅力を丹念に探り、売り先の市場ニーズを把握し、『何を、どのように伝える』ことがベストなのかを考えるようになりました。しかし、現在に至っても『これが伝え方の神髄だ』と言える領域には達していません。おそらく永遠の課題として探求し続けることになるでしょう。
私たちアンツ・コンセプトは、誰よりもマーケティングを知り尽くした『伝え方のプロフェッショナル』として、努力と研鑽を続ける覚悟です。
行動指針
江戸時代中期、米沢藩の上杉鷹山は「為せば成る為さねば成らぬ何事も成らぬは人の為さぬなりけり」という歌を残しています。これは「やればできる、やらなければできない何事も。できないのは、やろうとしないからだ。」という意味です。
もちろん、行動した結果、失敗することは多々あります。実際、私自身は9割以上が失敗に終わっています。
でも、それでも何もしないよりもマシだと思っています。
問題は、失敗だと気がついた瞬間に「失敗」を認めて、アタマを切り替え行動を変えることです。
これは、決して賢い考えではありません。でも、それが私です。