閑話休題

継続的な新規開拓は、企業永続・繁栄の最低必要条件だと確信しています。

アンツ・コンセプトのWEBサイトがリニューアルし、新たなブログコーナーが誕生しました。このブログでは、デジタル時代の「新規開拓マーケティング」に焦点を当てて書き綴ってまいります。

実は、10年前までプライベートサイトでブログを書いていました。ですが、会社の人材不足も手伝って私自身が、社員とともに日夜を問わず制作作業を続けざるをえなくなり、いつの間にかブログは休眠状態になってしまいました。
今回のコーポレートサイト内でのブログ新設では、無理をせずに自然な気持ちで、日々の仕事の中で発見したこと、考えついたことを書いていきたいと思います。

ブログを休止していた10年の間に、世の中は大きく変化しました。日本の経済は低迷が続き、一方で周辺国や東南アジア諸国は経済的な成長を遂げています。中国のGDPが日本を抜き去り、韓国も一人当たりのGDPで日本を上回ったというニュースもありました。最近ではドイツのGDPも日本を追い越しました。

日本が低迷し続けている原因は多岐にわたるでしょうが、それを一国民の立場から解決するのは難しいことです。私自身、小さな会社の経営者として、日本経済に貢献できる範囲は限られています。ですが、30年以上にわたりマーケティング会社を経営してきた経験から得た知識や教訓を、特に中小零細企業の経営者の方々に伝え、お役に立てることができればと考え、再びブログを始めることにしました。(もちろん、私自身にとっても、自身の頭の中を整理する役割を果たすことになります。そういう意味では、私自身が一番の利益受給者なのかもしれません。)

さて、このブログのメインテーマについてお話しします。テーマは「新規開拓マーケティング」です。
私は、企業の持続性を確保するためには、新たな市場を開拓することが不可欠だと考えています。新たな市場を開拓する能力があれば、既存顧客からの厳しい取引条件を受け入れる必要もなく、安定した収益を確保できると考えるからです。
仮にどのような不況やピンチに直面しても、新規開拓能力があれば、ほとんどの問題は解決できると信じています。

そして、新規開拓の能力の中心にあるのがマーケティングです。私は独立してから30年以上、マーケティングの経験を積み重ねてきました。しかし、残念ながら、多くの経営者やコンサルタントがマーケティングについて誤解していることがあります。このブログでは、「新規開拓」と「マーケティング」を合わせた1つのテーマとしてお届けします。

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